2017-08

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うちなんちゅ DIAGNOSE わらば~

はいさい!今日はちょっと真面目なお話。ヒロノリです。
大学時代の知識総動員。


初めて訪問した学校で五年生の担任の先生に相談を受けた。
「この子、五年生なんだけど数の読み書きができないんです。どうやって教えたら良いですかね?」

詳しく話を聞いてみると
・学校には毎日来て授業を受けている。
・家ではまったく勉強しないらしい。
・友だちと遊んだり、テレビを見るのが大好き
・文字の読み書きは十分できる。
・他の教科は特に問題がない(算数に比較するれば)

ってなことらしい。
算数に関してはカードを使ったりいろいろ工夫して試しているのだが、なかなか効果がでないとのこと。


ん~~、これはもしやLDちゃんかな??

LDとは「学習障害(Learning Disabilities)」の略で、旧文部省の定義では
「学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。」
とされているもの。

平たくいうと、「他のことはできるけど、ピンポイントまたは複数の分野が苦手」ってとこだろうか。
ちなみに知的障害とは別物。定義が違う。


これの難しいところが、本人が自覚するのが難しく、周りの大人や教師にも判断しずらいという点である。
極論、ただの勉強嫌いの困ったちゃんの可能性もあるわけだ。

そんなわけだから、すぐにLDと判断するのは難しい。
かと言って、本当にLDだったとしたら指導の仕方も変わってくる。


担任の先生もちょっとそれっぽいかも・・・と思ったことはあるらしいのだが、今のところはLDではなく理解力が乏しい子として指導にあたっているそうだ。
(すぐに放置して叱り飛ばす教員もいるスリランカでは忍耐力のある優秀な教員といえる)


今回は指導主事訪問ということで会議で時間が取れなかったためじっくり話を聞くことはできなかったので、とりあえず特別支援教育かそれ専門の人に相談してみるように勧めておいたが、ちょっと苦い顔をしていた。
保護者にその話をするのはかなり気が重いことだろう。
「お子さんはLDかもしれない・・・」なんて言われて良い気持ちのする人はいないしね。


ヒロノリとしても、ちょっと無責任なことを言いっぱなしで帰って来た感じなので、来週あたりもう一度言ってじっくり話を聞いて、子どもの様子を見てみようと思う。
当初の指導方法の相談もしっかり答えきれなかったし・・・


そんなちょっぴり苦い思いをした一日。 難しい話の補足。

教育現場ではこのLDの他にも様々な発達障害が取り上げられている。
(定義は文部科学省の定義を平たくなおしたもの)

・自閉症
「3歳位までに現れるコミュニケーションの困難さ、言葉の発達の遅れ、興味関心がピンポイントでこだわりが強いことを特徴とし、行動に現れる。」
 よく勘違いされるが、ひきこもりではない


・高機能自閉症
「自閉症のうち、知的発達の遅れを伴わない(IQ70以上)もの。」
"高機能"とはIQ70以上という意味で、平均的な健常者よりも高いという意味ではない。ただし、こだわりが強い分野に関しては一般の健常者をはるかに上回ることもある。
これは自閉症にも極稀にあり、サヴァン症候群と呼ばれる。


・注意欠陥/多動性障害(ADHD 
「年齢のわりに注意力がない、じっとしていられないなどの行動に現れる障がい。」
他の児童の学習環境への影響もあるため、厳しい叱責を負うこともあるが、単なる立ち歩きグセなのか、ADHDなのかの判断が難しいため配慮が必要。

などなど。


話はそれるが、
現在「盲・聾養護学校」は差別的な響きがあるため「特別支援学校」と呼ばれるようになり、学校にも「特別支援学級」が設けられている学校がある。
同じような理由で社会福祉の分野でも文面では「障害」を「障がい」と表記するようになったらしい。
 

特別支援が必要な児童への対応は教育現場においてかなり大きな問題だ。





10へぇ。

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